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それぞれの老化要因への
アプローチと研究成果

IV干渉波EMSによる
筋肉層への対応

はじめまして、資生堂研究員の徳重です。
ここでは干渉波EMSについてご説明します。

[プロフィール]
  • 資生堂みらい開発研究所 新領域価値開発センター
  • 徳重 麻呂
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  • 徳重 麻呂

表情筋を刺激できる電気エネルギーのうち、EMSについてコチラでご説明しています。
このEMSについてさらに研究を進めていた中で、干渉波EMSと呼ばれる技術に着目しました。

通常のEMSと
干渉波EMSの違い:仕組み

干渉波EMSとは主に理学療法・整骨院等で用いられている技術です。その特徴として痛みを抑えながら筋肉を刺激することができる点が挙げられます。通常のEMSでは1対の電極の間を1種類の周波数が流れていますが、干渉波EMSでは2対の電極の間を異なる2種類の周波数を発生させます。そしてその異なる周波数が肌の中で干渉し合い、新たな波を産み出す仕組みです。

干渉波EMSの発生の仕組み

  • 電極A-A‘で搬送波A、電極B-B’で搬送波Bを交差させて流すことで図の紫色の領域のように広い範囲に干渉波が発生する。

ここでは少し難しくなってしまいますが干渉波EMSの発生の仕組みをご説明します。先ほどもご説明したように干渉波EMSとは2対の電極間に異なる2種類の電流を流す仕組みです。
例えば電極A-A’の間で5000Hz(ヘルツ)の電流を流し、電極B-B’の間で5010Hzの電流を流すとすると、その差分の10Hz の干渉波が発生します。
電流Aと電流Bの波の山と山、谷と谷が重なる箇所は強め合い、逆に山と谷が重なる箇所は打ち消し合う波となります。

通常のEMSと
干渉波EMSの違い:範囲

  • 通常のEMS
    *イメージ

  • 干渉波EMS
    *イメージ

一般的なEMSに比較して痛みや刺激が少ないため高出力にすることができ、さらに広範囲の筋肉を刺激することができます。

特許申請中

新たに開発した干渉波EMSの特徴的な体感のイメージ

今まで一般的な干渉波EMSの特徴についてお伝えしてきましたが、ここでは新たに私たちが開発し、特許申請中の特殊な干渉波EMSについてお話させていただきます。
上のイメージにあるような、まるでマッサージされているかのような特殊な体感を実現することに成功しました。
これにより、痛みが少なく広範囲の表情筋にアプローチという元々の干渉波EMSの特徴に加え、心地よい使用感を実現することができました。

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